科学史の肖像

Daniel Bernoulli

ダニエル・ベルヌーイ
Daniel Bernoulli

1700年1月29日*生-1782年3月17日没

数学者の家系として有名なスイスのベルヌーイ一族の一人。 流体力学の「ベルヌーイの定理」の原型を主著『流体力学』(1738)で与えた。 「流体力学」(hydrodynamica)は彼の造語。

始めイタリアで医学を学んだが、関心は当初から物理や数学にあったようである。 ロシアのペテルブルク科学アカデミーにおよそ8年間所属した後は、地元のバーゼルで大学教授を務めた。 自分のために時間を使うことを望み、生涯独身で通した。

力学分野では流体のほか振動の問題などに取り組み、弦の振動を固有振動の重ね合わせとして考えた。 数学では確率論を現実のさまざまな問題に応用している。 パリ科学アカデミーの論文懸賞の常連で、共同受賞を含めると計10回も賞を獲得した。

*新暦では1700年2月8日

参考資料

ダニエル・ベルヌーイについては、日本に限らず世界的に見ても、詳しい伝記や研究書が出ていないようである。

ダニエルの著作の中では、『流体力学』のごく一部についてだけ日本語の翻訳がある。

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