科学史の肖像

Robert Hooke

ロバート・フック
Robert Hooke

1635年7月18日生-1703年3月3日没

ばねの「フックの法則」に名前を残している、科学革命期の実験家・自然哲学者。 その多彩な活動から、最近では「イギリスのレオナルド・ダ・ヴィンチ」などと呼ばれることもある。

ロバート・ボイルの実験助手を務めたのが縁で、ロイヤル・ソサエティの実験主任、さらには幹事として活躍した。 生涯未婚だが、メイドだった女性と長らく交際していたことが知られる。 後半生は姪のグレースと同居していた。

『ミクログラフィア』(1665)では、顕微鏡を使って鉱物や植物や虫を観察した(「細胞」の発見で有名)。 時計の部品を改良したり、ロンドン市の測量・建築事業に貢献したりもした。 化石が昔の生物の変化したものだと考えた、最初期の人物の一人でもある。

参考資料

フックについて書かれた日本語の本には次のものがある。

フックの著作の一部は日本語に翻訳されている。

なお、フックの母国イギリスでは、没後300年に当たる2007年前後にフック関係の本が多数出され、この人物の再評価が進んだとのことである。 その概要は次の講演(英語)から知ることができる。

2013/6/15
(c)ARIGA Nobumichi
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