科学史の肖像

Charles Wheatstone

チャールズ・ホイートストン
Charles Wheatstone

1802年2月6日生-1875年10月19日没

19世紀英国の実験家・発明家。電気抵抗の測定に用いる「ホイートストン・ブリッジ」は、別の人物が考案したものを彼が改良し、普及させた。 オームの法則を同国で広めた人物でもある。

正規の科学教育は受けておらず、楽器職人時代に書いた論文がきっかけで、キングス・カレッジ(ロンドン)の実験物理学教授に任ぜられた。 しかし大変内気な性格で、ほとんど講義は行わなかったという。 家庭では、5人の子どもの父親だった。

有名な発明品には、音の振動を視覚的に表現する装置、二つの画像で立体視を行える装置、五つの針で文字を表示する電信機(クックと共同)などがある。電信に関しては、導線中を電気が伝わる速度の測定や、海底ケーブルの敷設実験なども行った。

参考資料

ホイートストンについてのまとまった伝記や研究書はない。 電信機の発明は、共同開発者クックとの確執も含めて、技術史の本ではよく取り上げられている。 立体視の発明をめぐる経緯については、次の論文に詳しい。

この中には、付録としてホイートストンの次の論文の抄訳がある:

2013/2/7
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