研究紹介

「誰が、どうして、そんなことを考えたのか?」
――残された史料から、科学の形成過程を復元する

ここでは僕の行っている研究について、一般向けに紹介していきます。 どんな興味関心をもっているのかや、何をどうやって研究しているのかなど、少しでも雰囲気が伝われば嬉しく思います。

一般的な質問と答え

1. 科学史ってなんですか?
いま「科学」と呼ばれているものが、どんな紆余曲折を経ていまのような形になったのかを研究するガクモンです。または、科学の歴史そのものを指すこともあります。
2. それの何を研究しているんですか?
科学の中でも特に、「力学」(力と運動の科学)を中心とする物理学の歴史を研究しています。
力学はヨーロッパでどのように形成されたか、日本にはどんな形で入ってきたか、現代ではどのように応用されてきているか、といったことに関心があります。
3. どんなふうに調べるんですか?
古い本や論文を読みます。場合によっては、昔の研究者の遺したノートや手紙を調べたりすることもあります。
この手の古い史料は、図書館の書庫などに眠っています。ただし最近では、かなりの史料がデジタル化され、インターネット上でも見られるようになってきました。
4. どんなところが面白いんですか?
一つの本や論文だけ読んでいても、よく分からないことが沢山あります。ところがいくつもの史料を読んでいくと、時にはそれらがつながって、「ああ、そういうことだったのか」と気付く瞬間があります。これを積み重ねて、少しずつ歴史の流れが見えてくるのがとても面白いです。
5. 将来の目標を教えてください。
大学院時代は、18世紀のヨーロッパの力学を研究していました。しかし縁あって、研究の重心を近現代の日本に移すことになりました。
将来の目標は、西洋と日本を貫くような、自分なりの科学史を語れるようになることです。

研究テーマ解説

これまで取り組んできた研究テーマの詳しい解説です。

2014/3/15
科学史への小窓 著者について 研究紹介