メンバーとして参加している「万博学研究会」の研究会合が、6/22(土)、23(日)の2日間、一橋大学で開かれました。自分が研究会の会場ホストを務めるのは、今回初めてです。
研究会はハイブリッド方式で、会場参加が約30名、オンライン参加が約10名でした。この全員が円滑にディスカッションできるよう、マイク、スピーカー、ビデオの設定をするのはなかなか大変です。会場準備のテストを事前に3回くらい行っていたとはいえ、本番でうまくいって安堵しました。そのほかにも懇親会の手配やお弁当の注文など、自分は今回、裏方に徹しました。
肝心の研究会の内容はといえば、過去に参加した中でもかなり面白い、充実したプログラムだったと感じます。この研究会では戦後の万博をわりと多く扱っているのですが、今回の3本の報告はすべて19世紀から20世紀前半を扱うものでした。私は今学期の「教養ゼミ」の授業で万国博覧会の歴史をテーマにしていて、あらためて古い時代の万博について勉強していたところだったので、今回の報告をさらに面白く聴くことができました。
ついでながら、私も論文を寄稿した『万博学/Expo-logy』 の第2号は現在、電子版も出版されています。電子版では画像がカラーになっているので、ぜひご利用ください(Kindleストア、楽天Kobo、Apple Books、Kinoppy、hontoで購入可能とのことです)。