「物理法則の科学史」最終回

数年前から連載していた「物理法則の科学史」は、最終回の記事が掲載され、無事に終了となりました。この連載は(一財)理数教育研究所様からの依頼を受けて、広報誌『Rimse』に執筆していたものです(No. 24~No. 35)。ウェブサイトでも全体を読むことができます(リンクはこちら)。

この連載では毎回、小・中・高の理科で学習する物理法則を取り上げて、その原典を紹介してきました。最終回にあたる第12回では、まとめとして物理法則の発見史全体を振り返るとともに、原典に触れることの意義について私見を記しています。科学史と科学教育の関係というのは言うなれば永遠の課題なのですが、科学というものを理解する上で相補的な役割を果たすのではないか、というのが今のところの私の考えです。