先日出版された『ドイツ哲学入門』(ミネルヴァ書房)で、依頼を受けて「オイラー」の記事を書きました。割り当てられたのが1ページだったため、哲学的に面白そうな内容に立ち入ることは全然できなかったのですが、そもそも『ドイツ哲学入門』という本に数学者オイラーが登場すること自体、わりと画期的なのではないかと思います。
関連して、このブログに書くのを忘れていたようですが、昨年刊行の『啓蒙思想の百科事典』(丸善出版)では「数学」という項目を執筆しています。こちらは2ページで、18世紀における「数学」とは何だったのかという解説を書きました。あわせて参照していただけると幸いです。