自然科学系アーカイブズ研究会での企画講演

2024年度第2回自然科学系アーカイブズ研究会の企画講演で話をしました。演題は「日本物理学会100周年記念事業から物理学史資料委員会へ」です(プログラムから若干変更しています)。

この研究会にはだいたい参加していて、毎度何かしら発表をしていますが、今回は日本物理学会の物理学史資料委員会委員長という立場で講演依頼を受ける、という形になりました。2027年に学会が創立150周年を迎える機会に、100周年のときには何がおこなわれたか(特に資料やアーカイブズとの関連において)を振り返るという内容です。なおこの翌日にもう1件の企画講演があり、そちらは現在進行形の創立150周年事業の話となっています。

私のほうは今回、しっかり準備するだけの余裕がなく、主として過去の報告書や学会誌に出ている記事に書かれていたことをまとめて紹介するというだけの内容でしたが、これを準備することを通じて、これからの委員会活動を考えていく手がかりが沢山得られました。歴史は役に立つ、ということを実感する結果となりました。